2012年04月27日

畑村式「わかる」技術

畑村式「わかる」技術 という本を読みました。

トレードが上達するというのは、どういうことなのかにつながると思い、図書館で借りてみました。


わかるとは、どういうことかを機械設計の専門家が分析、解説している本です。どうして機械設計の専門家が「わかる」ことに関心を持ったかというと、著者は、設計から入り、失敗学の第一人者であるから。つまり、失敗するという事はわかっていないということで、脳はどのようにして「わかる」のかに関心がいったということのよう。

さて、著者が言うわかるとは、自分が持っている頭の中のテンプレートと理解しようとしている対象をテンプレート化した時に両方のテンプレートが一致したら「わかる」となるそうです。

細かく言えば、テンプレートの要素や構造が一致すること。さらに、テンプレートがない場合、似たようなテンプレートから新しいテンプレートを創造して、わかるようになるとのこと。

学校の勉強などは、単純化した構造の骨組みだけを学ぶのでそのままでは、使えない。もっと、腑に落ちないとだめ。

また、達人になると直観的に正しい答えがわかる事はよくあるが、それは、その事象について経験を積み、テンプレートがしっかりと作られているから。同じように理解しているようでも、理解の浅い人は、直観的に飛躍できない。(将棋なんかがいい例なのかな。素人は、いろんな手を一つ一つ考えようとする。でも、達人は、最短の労力でいい手を思いつく。きっと、FXの達人も直観的に分かるのでしょう)

テンプレートの構築方法には2つあるそうです。1つは、自分で新しいテンプレートを作り上げる方法。もう一つは、例えば数学の公式(テンプレート)のようなものをひたすら暗記するという方法。

でも、後者の方法は、自分で考える事が苦手になり、いざ、知らない事に直面すると、乗り越えられない。

そんな内容でした。

つまり、FXでも商材買ったり、誰かに教えてもらったりした後、自分で分かるようになるまで、自分の頭の中に新しいテンプレートを作る必要があるということでしょう。経験を積まないと、知識だけで分かったつもりになっていてもダメなのでしょうね。
posted by スキャルman at 22:55| Comment(0) | TrackBack(0) | オススメの投資本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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